20世紀西洋人名事典 「ユルゲンモルトマン」の解説
ユルゲン モルトマン
Jürgen Moltmann
1926.4.8 -
ドイツのプロテスタント神学者。
テュービンゲン大学組織神学正教授,ボン大学教授。
ハンブルク生まれ。
ゲッティンゲン大学とイギリスで神学を学び、1953年ブレーメンで牧会に従事し、’57年ゲッティンゲン大学教授となる。’58年ヴッパタール神学大学教理史と組織神学教授を経て、’63年ボン大学組織神学および社会倫理学の正教授を歴任し、’67年テュービンゲン大学組織神学正教授に転じる。E.ブロッホや神学者ファン・リューラーに触発され、’64年「希望の神学」を著し一躍有名になり、20世紀後半の神学の一潮流の代表者となる。他の著書に「十字架につけられた神」(’72年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報