最新 地学事典 「ユークレース石」の解説
ユークレースせき
ユークレース石
euclase
化学組成Be AlSiO4(OH)の鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.462nm, b1.424, c0.475, β100.3°, 単位格子中4分子含む。無色~淡緑・青色,ガラス光沢のある柱状結晶。劈開{010}完全,{110}・{001}貧弱,硬度7.5, 比重3.0~3.1。光軸面(010),Z∧c41°, 2V(+)50°±,光分散r>v, 屈折率α1.651, β1.655, γ1.671。緑泥石片岩・花崗岩などにみられる。容易に劈開しやすいところから,ギリシア語のeu(容易に)とklasis(割れること)から名づけられた。
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

