ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユーリー=クレイグ図」の意味・わかりやすい解説 ユーリー=クレイグ図ユーリー=クレイグずUrey-Craig diagram コンドライトの化学組成の特徴を表わすためにシカゴ大学の H.ユーリーと H.クレイグがつくった図。横軸にケイ酸塩鉱物に入っている鉄の重量%,縦軸に金属相とトロイライトに入っている鉄の重量%をとったもの。これらの図からコンドライトの組成がいくつかのグループに分けられることがわかる。ユーリーとクレイグはまたこの図からコンドライトには鉄の総量が異なる2つのグループがあることを見出し,鉄の多いものをHグループ,少いものをLグループと名づけた。彼らはHグループとLグループのコンドライトはそれぞれ異なる2つの天体からきたものだと考えた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by