普及版 字通 の解説
15画
[字訓] しろがね・めっき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は沃(よく)。沃にみずみずしい、つやあるものの意がある。〔説文〕十四上に「白金なり」とあり、鍍金することをいう。また字を(しよう)の省声とするが、〔段注〕に〔詩〕に沃・をの義に用いる例をあげている。前条の鐐(りよう)にも「白金なり」とあり、〔段注〕にを後人増添の字としているが、沃・は別に本義のある字で、の省文であったとみてよい。
[訓義]
1. しろがね。
2. めっき。
3. 字はまた沃・に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カザル 〔字鏡集〕 シロカネ
[熟語]
器▶・銑▶・続▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報