よち子(読み)ヨチコ

デジタル大辞泉 「よち子」の意味・読み・例文・類語

よち‐こ【よち子】

同じ年ごろの子。よち。
「―らと手携てたづさはりて遊びけむ」〈・八〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「よち子」の意味・読み・例文・類語

よち‐こ【よち子】

  1. 〘 名詞 〙 同じ年ごろの子。同年輩子ども
    1. [初出の実例]「少女らが 少女さびすと 唐玉を 手本に纏かし〈略〉余知古(ヨチコ)らと 手携りて 遊びけむ」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android