現代外国人名録2016 「ヨハン・オラフコス」の解説
ヨハン・オラフ コス
Johann Olav Koss
- 職業・肩書
- 元スピードスケート選手
- 国籍
- ノルウェー
- 生年月日
- 1968年
- 出生地
- ドラメン
- 学歴
- オスロ大学医学部
- 受賞
- スポーツマン・オブ・ザ・イヤー(スポーツ・イラストレイテッド)〔1994年〕,ジェシー・オーエンス賞〔1995年〕
- 経歴
- 1991年スピードスケートの世界選手権で5000メートル、1万メートル、総合で世界記録をマークして総合2連覇。’92年アルベールビル五輪では1500メートルで金メダル、1万メートルで銀メダル。’93年1月5000メートルで6分38秒77の世界記録をマーク。’94年リレハンメル五輪では、1500メートル、5000メートル、1万メートルの3種目すべて世界記録で優勝。長野五輪への期待が高まるが、同年5月引退し、医学部へ復学した。一方、同年戦禍にあった子供たちを救済するオリンピック・エイドを設立し議長として活動、金メダルの報奨金22万5000クローネをサラエボ救済の基金に寄付したことが評価され、ユニセフのスポーツ特別代表に任命される。’96年2月オーストラリアに留学し医学の勉強を続ける。’99年国際オリンピック委員会(IOC)委員。2003年NGOのRIGHT TO PLAYを立ち上げ、発展途上国の子供の援助を続ける。ノルウェー政府の反麻薬・ドーピングフォーラム会長も務める。2009年スピードスケートのノルウェー代表チームのコーチとして現場復帰。1995年、2004年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報