ヨンチョワン市(読み)ヨンチョワン(その他表記)Yongchuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨンチョワン市」の意味・わかりやすい解説

ヨンチョワン(永川)〔市〕
ヨンチョワン
Yongchuan

中国西南地方,チョンチン (重慶) 直轄市南西部の市。チョンユイ (成渝) 鉄道が通る。地下資源に富み,ヨンチョワン炭鉱があるほか,天然ガスも豊富。ホワクオシャン (花果山) には鉄鉱山と鉄鋼工場がある。農村部では米,麦,サツマイモ,豆,コーリャン菜種を産し,特に茶の産地として知られる。ピータン (皮蛋) と,トウチーと呼ばれる塩辛納豆を特産する。人口 98万 3477 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む