日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヨーロッパヤマコウモリ」の意味・わかりやすい解説 ヨーロッパヤマコウモリよーろっぱやまこうもりEuropean giant noctule bat[学] Nyctalus lasiopterus 哺乳(ほにゅう)綱翼手目ヒナコウモリ科の動物。虫食性の種で、フランス、イタリア、スイス、ドイツ、ブルガリア、ヨーロッパロシアに分布する。ヤマコウモリ属では最大で、ヨーロッパの翼手類でも最大種である。形態や習性は日本産のヤマコウモリN. aviatorに類似するが、前腕長65ミリメートル前後、頭胴長100ミリメートル前後とやや大きく、体色が薄いなどの違いがある。[吉行瑞子][参照項目] | ヤマコウモリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例