普及版 字通 「ライ・あかざ・あれち」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] あかざ・あれち
[説文解字]
[字形] 形声
声符は來(来)(らい)。〔説文〕一下に「(まんげ)なり」、〔玉〕に「(れいさう)なり」とあって、あかざをいう。〔詩、小雅、南山有台〕に「北山にり」とみえ、採って食料とした。また休閑地、荒の地をいう。
[訓義]
1. あかざ。
2. あれ地、くさむら、郊外。
3. 釐(り)と通じ、くさかる、おさめる。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 辨色立に云ふ、、之波(しば)〔名義抄〕 オドロ/ シバ 〔字鏡集〕 シバ・ヨモギ・アカザ・オドコ
[語系]
lはlai、laと声義近く、密生するものをいう。釐liは声近く、を釐治の意に用いることがある。
[熟語]
烝▶・孱▶・草▶・▶・田▶・▶・畝▶
[下接語]
汚・・荒・・草・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報