ライエル症候群(読み)ライエルしょうこうぐん(その他表記)Lyell's syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライエル症候群」の意味・わかりやすい解説

ライエル症候群
ライエルしょうこうぐん
Lyell's syndrome

ライエル型中毒性表皮壊死性剥離症 toxic epidermal necrolysis Lyellともいう。薬疹のうち最も重症のもの。原因薬剤を摂取したのち,高熱,灼熱感を伴って全身の皮膚,粘膜に大小種々の紅斑性皮疹が多発し,のちに水疱を形成する。疱膜はきわめて弱く,容易に剥離し,大小のびらん,浅在性潰瘍が多発し,融合して大局面になる。ニコルスキー現象陽性 (→天疱瘡 ) 。表皮下水疱,表皮細胞の変性,壊死があり,真皮に軽度の炎症性病変を認める。

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