現代外国人名録2016 「ライセニアガラセ」の解説
ライセニア ガラセ
Laisenia Qarase
- 職業・肩書
- 政治家 元フィジー首相
- 国籍
- フィジー
- 生年月日
- 1941年2月4日
- 出生地
- ラウ島
- 学歴
- オークランド大学卒
- 経歴
- 協同組合勤務を経て、1979〜80年フィジー商工省事務次官、’80〜83年公共事業委員会事務局長。2000年5月インド系住民に対抗する先住民族系の武装集団が議会を占領したクーデターののち、フィジー国軍のバイニマラマ司令官が全権を掌握。全土に戒厳令が出される中、同年7月首相に就任し、文民主導暫定政権を発足。11月にはフィジー高裁が同政権を違憲とする判断を下したため上訴、2001年3月控訴審が同政権を再び違憲と判断、首相を辞職するなど政治混乱が続いた。同年5月先住民族系の統一フィジー党を旗揚げし、党首。9月総選挙で同党が第1党となり、首相に就任。2006年12月、2000年のクーデター首謀者らへの恩赦法案をめぐる対立が原因でクーデターが発生、軍が全権を掌握し首相を解任された。2012年汚職行為により12ケ月の収監判決を受ける。2002年、2003年、2005年訪日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報