ライフサイクル・アナリシス(読み)ライフサイクルアナリシス

百科事典マイペディア の解説

ライフサイクル・アナリシス

商品が原材料の採取から製造,流通,消費を経て廃棄にいたるまでにたどる各ステージで環境への負荷がどれだけ軽減されているかを評価する手法。つまり商品のライフサイクルごとの環境へのやさしさ度を評価する方法である。環境への負荷の少ない商品を選ぶさいには,これが基準とされるし,負荷が多いと評価された場合には商品の設計段階から負荷を少なくするよう求められる。欧米諸国は早くからこのライフサイクル・アナリシスを省エネルギーや,環境にやさしい商品の推奨ラベル制度(エコマークに相当する)などに用い,1991年にはヨーロッパ共同体(EC)の協力機関として〈ライフサイクル・アナリシス協会〉が設立され,アナリシスの標準化が普及している。その手法は,1.商品の原単位や製造工程,環境負荷や副産物の特定,2.環境負荷の定量化,3.環境負荷の低減方策の検討,の各段階を踏んで実行策を検討する。近年はライフサイクル・アセスメント(LCA)ともいう。
→関連項目ISOの環境規格

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