採取(読み)さいしゅ

精選版 日本国語大辞典 「採取」の意味・読み・例文・類語

さい‐しゅ【採取】

〘名〙 手に入れること。特に、研究調査のために、必要なものを見本としてとってくること。また、鉱物土砂を利用するためにとること。ひろいとること。
※鉱業及砂鉱採取業に関する手数料制(明治三八年)(1905)三条「一、砂鉱採取願 毎一件 金十円」 〔後漢書‐馬援伝〕

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デジタル大辞泉 「採取」の意味・読み・例文・類語

さい‐しゅ【採取】

[名](スル)
研究・調査などのために、とること。「指紋を採取する」
鉱物や植物、また、貝などを選び取ること。「砂利採取する」
[類語]収集採集コレクションスクラップ取り集める掻き集める寄せ集める取り入れる取り込む導入摂取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「採取」の読み・字形・画数・意味

【採取】さいしゆ

とり入れる。

字通「採」の項目を見る

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