ライプツィヒのオペラハウス

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ライプツィヒのオペラハウス【ライプツィヒのオペラハウス】

ドイツ東部のザクセン州北西部の都市ライプツィヒ(Leipzig)にあるオペラハウス(歌劇場)。この歌劇場が設立されたのは1693年で、ヨーロッパでも最も歴史の古い歌劇場である。この歴史あるオペラハウスは第二次世界大戦の空爆被害で失われてしまったが、戦後の1956年に再建が始まり、1960年に新歌劇場が完成し、ヨアヒム・ヘルツの指揮のもと、ワーグナーの「ニュルンベルクマイスタージンガー」でこけら落としが行われた。ライプツィヒは中世以来、ドレスデンとともに宗教音楽の中心となってきたところで、バッハ故郷としても知られた町である。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android