ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラオホーコウ市」の意味・わかりやすい解説 ラオホーコウ(老河口)〔市〕ラオホーコウLaohekou 中国華中地方,フーペイ (湖北) 省北西部,シヤンファン (襄樊) 特別市に属する市。ハン (漢) 水の中流にのぞみ,小汽船の航行上限にあたる港町。春秋時代からウェイ (渭) 河平原 (関中盆地) とチャン (長) 江沿岸を結ぶ交通,軍事の要地として開け,ハン水流域の米,豆類などの農産物と,桐油,漆,漢方薬材などの林産物の集散でにぎわった。京漢鉄道の開通によって重要性は薄れたが,1970年代に入ってハンタン (漢丹) 鉄道,シヤンユイ (襄渝) 鉄道が通るようになった。人口 45万 4358 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by