ラジオコロイド

化学辞典 第2版 「ラジオコロイド」の解説

ラジオコロイド
ラジオコロイド
radiocolloid

量的には微量で,その物質の溶解度積以下の濃度で溶液中に存在する放射性物質が,コロイド状の性質を示す場合にラジオコロイドという.1912年,F. PanethらがラジウムEの中性またはアンモニア性溶液中でその水酸化物が溶解度積以下でも半透膜を通過しない現象を発見し,これをラジオコロイドによると説明した.しかし,このラジオコロイドが真のコロイド粒子であるのか,不純物に放射性物質が吸着したものか,コロイドの生成放射能が必ず必要なのかどうか,その成因を決定する証拠はまだ提出されていない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む