デジタル大辞泉 「ラテノー」の意味・読み・例文・類語 ラテノー(Rathenow) ドイツ北東部、ブランデンブルク州の都市。ハーフェル川沿いに位置する。19世紀初頭より光学機械工業が興った工業都市であり、東ドイツ時代には光学製品が広く共産圏諸国に輸出された。ラーテノー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラテノー」の意味・わかりやすい解説 ラテノーらてのーRathenow ドイツ北東部、ベルリン西北西72キロメートル、ブランデンブルク州の工業都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。ハーフェル川の右岸にある。人口2万6600(2000)。光学精密機械、農業機械、製粉機械などの機械工業と、木材工業が立地している。光学精密機械工業は1801年にA・ドゥンカーによって創始された。就業人口の約3分の2がこれに従事し、旧東ドイツ時代はイエナに次ぐ東ドイツ第二の光学工業都市であった。[佐々木博] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例