最新 地学事典 「ラビッタイト」の解説
ラビッタイト
rabbittite
化学組成Ca3Mg3(UO2)2(CO3)6(OH)4・18H2Oの鉱物。単斜晶系。空間群未決定,格子定数a3.26nm, b2.38, c0.945, β≒90°, 単位格子中8分子含む。劈開{001},硬度ほぼ2.5,比重2.57,絹糸光沢,淡緑色,短波長紫外線でクリーム黄色の弱蛍光。〔001〕方向にのびた,顕微鏡的な繊維状~細針状結晶の束として生成。屈折率α1.502, β1.508,γ1.525, Y=b, Z∧C≒15°。二軸性正,2Vは大,多色性なし。冷水には徐々に,希塩酸には発泡して溶解。堆積型ウラン鉱床中の坑道壁上に,二次生成物として他のウラニル硫酸塩鉱物や石膏などと着生。米国地質調査所のJ.C.Rabbittにちなみ命名。
執筆者:坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

