法則の辞典 「ラプラスの演算子」の解説 ラプラスの演算子【Laplace operator,Lapracian】 あるスカラー関数 ψ に対してdiv grad ψ なる演算を行うことがしばしばあるが,これをまとめた演算子をいう.記号としては ⊿,もしくは ∇2 を用いる.⊿ はラプラシアン,∇2 はnabra squareなのだがこちらも同じくラプラシアン*と呼ぶことがほとんどである. ラプラスの微分方程式やシュレーディンガーの波動方程式*,拡散方程式などでおなじみである.なお,極座標表示の場合には,ラプラス‐ベルトラミ演算子*というが,記号は同じく ⊿ や ∇2 を用いる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by