ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラポアント」の意味・わかりやすい解説
ラポアント
Lapointe, Ernest
[没]1941.11.26. モントリオール
カナダの政治家。 1908年弁護士の資格を得,04年以来,終生自由党員として下院議員をつとめる。 21年 W. L. M.キング内閣に漁業担当相として入閣,23年の米加漁業協定にカナダ代表として署名し,これまでのイギリス代表による署名に代ってカナダの外交自治権の進捗を示した。 24~30,35年から死去するまでキング内閣の法相をつとめ,自身は徴兵制度に反対していたが,キングの右腕として第2次世界大戦中のイギリス系・フランス系カナダ分裂の危機を乗越えた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報