普及版 字通 「ラ・らば」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] らば
[説文解字]
[字形] 象形
(えい)の金文の字形によって考えると、はやどかりの形に似ている。〔説文〕四下に本訓をつけず「或いは曰く、(獣)名なりと。象形。闕」とあり、その声を欠くものであろう。熊の字形も近く、にまた(えい)の声がある。
[訓義]
1. らば、うさぎうま。
2. けもののな。
[声系]
〔説文〕に声として・・など六字を収め、また(えい)には(えい)の省声とする。にその二音があるようである。
[語系]
・(裸)・luaiは同声。露lakと声義通じ、外被を出でて、露出するものをいう。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報