走行用の原動機を後部に備えた自動車の総称、およびその型式。乗用車だけでなく、中・小型トラック、各サイズのバスにもみられる。乗用車ではエンジン、変速機を後部にコンパクトにまとめることによって、プロペラシャフトが省略でき、室内の有効空間を広められるので、第二次世界大戦前から1950年代にかけて、主として小型大衆車に流行した。フォルクスワーゲン・ビートル、ルノー4CV、フィアット500/600、スバル360などがその例である。しかし60年代に入って、より空間効率に優れ、安定性、安全性も高い前輪駆動(FF)方式が普及した結果、急速に姿を消した。
[高島鎮雄]
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...