リオガイェゴス(その他表記)Río Gallegos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リオガイェゴス」の意味・わかりやすい解説

リオガイェゴス
Río Gallegos

アルゼンチン南部,サンタクルス州州都。南アメリカの大陸部南端に近い大西洋岸の港湾都市で,ガイェゴス川河口の三角江南岸に位置する。 19世紀末建設。牧羊地帯の取引中心地で,市内には羊毛加工,羊肉羊脂などの工場がある。港からはこれら畜産物を積出すほか,西約 200kmのチリとの国境地帯にあるリオトゥルビオ炭田と鉄道で結ばれ,石炭の積出港ともなっている。近くには先史時代の壁画が保存されている洞穴があり,観光客も訪れる。コモドロリバダビアから南下する大西洋沿岸道路が通る。人口4万 3727 (1980) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android