現代外国人名録2016 「リチャードパワーズ」の解説
リチャード パワーズ
Richard Powers
- 職業・肩書
- 作家,英文学者 イリノイ大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1957年
- 出生地
- イリノイ州エバンストン
- 学歴
- イリノイ大学(物理学)卒,イリノイ大学大学院文学修士課程修了
- 資格
- 米国芸術科学アカデミー会員〔1998年〕
- 受賞
- W.H.スミス賞〔2004年〕「われらが歌う時」,プシュカート賞「われらが歌う時」,ドス・パソス賞「われらが歌う時」,全米図書賞(小説部門)〔2006年〕「The Echo Maker」
- 経歴
- 11〜16歳までバンコクに住んだのち米国に戻り、イリノイ大学で物理学を学ぶが、のち文科系に転じ、同大で修士号を取得。ボストンでコンピュータ・プログラマーとして勤務の後、退職して、1980年代末〜’90年代初頭オランダに住む。’85年「舞踏会へ向かう三人の農夫」で作家デビュー。同書は各方面から絶賛を浴び、2004年「われらが歌う時」(2003年)でW.H.スミス文学賞を受賞。同作品はプシュカート賞とドス・パソス賞も受賞した。2006年には「The Echo Maker(エコー・メイカー)」で全米図書賞を受賞。他の作品に「囚人のジレンマ」(1988年)、「The Gold Bug Variations」(’91年)、「Operation Wandering Soul」(’93年)、「ガラテイア 2.2」(’95年)、「Gain」(’99年)、「Plowing the Dark」(2000年)、「幸福の遺伝子」(2009年)などがある。1996年よりイリノイ大学英文学教授も務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報