リニッジ

山川 日本史小辞典 改訂新版 「リニッジ」の解説

リニッジ

祖先成員との関係を具体的・明確に示すことができ,成員全員が系譜関係を認知しあった集団。外婚制をともなった父系・母系などの単系出自集団で,成員は権利義務を保証され,誰もが代表権をもてる平等な関係であり,成員間の相互扶助花嫁代償などの共同責任,死者供養などの共同行為を行うことも多い。リニッジlineageがいくつか集合してクランclanを形成する。大規模なリニッジでは,世代の経過とともに小さい単位へと枝分れする分節化が行われることも多い。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む