リパブリック賛歌(読み)リパブリックさんか(英語表記)Battle Hymn of the Republic

改訂新版 世界大百科事典 「リパブリック賛歌」の意味・わかりやすい解説

リパブリック賛歌 (リパブリックさんか)
Battle Hymn of the Republic

アメリカの国民的愛唱歌。日本でも〈おたまじゃくしはかえるの子〉という歌の節として親しまれている。南北戦争初期,北軍は奴隷廃止論者J.ブラウンにちなむ《ジョン・ブラウンズ・ボディ》を愛唱したが,1861年ワシントン近郊の北軍キャンプを訪れた詩人J.W.ハウが,この歌の旋律に合わせて作詞したのが《リパブリック賛歌》である。翌年《アトランティック・マンスリー》誌に発表され,北軍側の愛唱歌としてひろまった。一方,南軍側は《ディクシー》を歌ったが,戦後には両者とも全国的に愛唱された。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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