現代外国人名録2016 「リヒャルトエルンスト」の解説
リヒャルト エルンスト
Richard Robert Ernst
- 職業・肩書
- 化学者 スイス連邦工科大学名誉教授
- 国籍
- スイス
- 生年月日
- 1933年8月14日
- 出生地
- ビンタートゥール
- 学歴
- スイス連邦工科大学化学科〔1956年〕卒
- 学位
- 物理化学博士(スイス連邦工科大学)〔1962年〕
- 資格
- 欧州アカデミー会員, 米国科学アカデミー会員, ロイヤル・ソサエティ会員
- 受賞
- ノーベル化学賞〔1991年〕,医療磁気共鳴学会金メダル,ウルフ化学賞〔1991年〕,ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞〔1991年〕
- 経歴
- 1963〜68年米国カリフォルニア州パロアルトのバリアン協会研究員。’68年スイス連邦工科大学講師となり、のち助教授、準教授を経て、’76〜98年教授。のち名誉教授。’60年代に生体の精密診断などに使われる“核磁気共鳴装置(NMR)”の解像度を飛躍的に向上させる理論を確立、広い分野への応用を可能にした。これらの業績により’91年ノーベル化学賞受賞。また医学上重要な“磁気共鳴画像法(MRI)”の基礎作りにも大きく貢献した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報