リュディア(英語表記)Lydia

翻訳|Lydia

精選版 日本国語大辞典 「リュディア」の意味・読み・例文・類語

リュディア

  1. リディア

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュディア」の意味・わかりやすい解説

リュディア
Lydia

小アジア南西海岸地域の古代名。前7~6世紀に栄え,主都サルディスであった。ギゲスのもとで強力な独立王国となり,アッシリアと友好関係を結んだ。アリュアテス (在位前 605~560) はキンメリ人をリュディアから追出した。クロエソス王 (在位前 560~546) は小アジアのギリシア人と交際してリュディアをギリシア化した。前 546年キュロス2世に征服されてアケメネス朝ペルシア属州となり,ヘレニズム時代にはセレウコス朝ペルガモン王国と支配者を変え,のちついにローマの属州アシアの一部となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android