デジタル大辞泉 「りょうりょうじ」の意味・読み・例文・類語 りょうりょう・じ〔リヤウリヤウじ〕 [形シク]1 「ろうろうじ1」に同じ。「愛敬づきたる人の、髪たけにていと―・じき」〈宇津保・国譲上〉2 「ろうろうじ3」に同じ。「さやうのことに―・じかりけるが」〈枕・一四三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「りょうりょうじ」の意味・読み・例文・類語 りょうりょう‐じリャウリャウ‥ 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「ろうろうじ(労労)」の変化した語か。一説に「ろうろうじ」から誤って作られた語形とも )① =ろうろうじ(労労)①[初出の実例]「なぞなぞ合しける、方人にはあらで、さやうのことにりゃうりゃうしかりけるが」(出典:枕草子(10C終)一四三)② =ろうろうじ(労労)②[初出の実例]「愛敬づきたる人の、髪たけにて、いとりゃうりゃうしき」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例