リンケージ・プログラム(その他表記)linkage program

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンケージ・プログラム」の意味・わかりやすい解説

リンケージ・プログラム
linkage program

民間による大規模な不動産開発の効果を,住宅供給や就業機会の創出など住民へのサービス提供に結びつける(リンケージ)政策計画。自治体が開発の許可と引き替えに,ディベロッパーに対して開発の規模に応じた低所得者用住宅の建設,あるいは自治体の住宅基金への拠出を義務づける制度が主である。1980年にアメリカ合衆国のサンフランシスコで採用されたのが最初で,その後他都市に普及した。ボストンでは,住宅の供給だけでなく,職業訓練のための費用負担なども義務づけられ,多様な活用が進められた。日本においては,東京都千代田区,中央区,港区などで,大規模な建築物を建築する際に,土地面積や建築物の規模に応じて一定割合の住宅を建てる,あるいは自治体への開発協力金拠出を義務づけた付置義務住宅制度が該当する。

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