リン酸化反応(読み)リンさんかはんのう(その他表記)phosphorylation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リン酸化反応」の意味・わかりやすい解説

リン酸化反応
リンさんかはんのう
phosphorylation

生体内で行われる諸種の代謝のうち,有機化合物リン酸基が結合する反応をいう。生じたリン酸化合物のうち,含有自由エネルギーが特に高いものを高エネルギーリン酸化合物という。特にアデノシン三リン酸 ATPは,ミトコンドリアでは酸化的リン酸化により生成し,細胞基質内では解糖,発酵により生成して,エネルギー代謝の中心的物質となる。他の化合物のリン酸化は,ATPから末端リン酸基を受けて行われることが多い。しかしデンプンに無機リン酸の存在下でホスホリラーゼが働くとグルコース-1-リン酸が生じるなど,ATPが直接には関与しないリン酸化反応もある。

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