現代外国人名録2016 「ルイスハミルトン」の解説
ルイス ハミルトン
Lewis Hamilton
- 職業・肩書
- F1ドライバー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1985年1月7日
- 出生地
- ハートフォードシャー州スティーブニッジ
- 本名
- ハミルトン,ルイス・カール〈Hamilton,Lewis Carl Davidson〉
- 受賞
- ローレウス・スポーツ賞(新人賞)〔2008年〕
- 経歴
- 父方の祖父母が西インド諸島のグレナダから移民、父アンソニーはIT企業を立ち上げて成功した。5歳の時、父に買い与えられたラジコンの操縦技術が話題になり、テレビにも出演。8歳でカートを始める。1995年10歳でカートのカデット(見習い)クラスで優勝したことがきっかけで、’97年からマクラーレンの支援を受ける。’98年マクラーレンの若手ドライバー育成プログラムに参加。2004年からユーロF3シリーズに参戦し、2005年20戦15勝で総合優勝。2006年F1直下のカテゴリーGP2で5勝し総合優勝。2007年マクラーレン・メルセデスからF1にデビュー、史上初の黒人F1ドライバーとなった。“マクラーレンの秘蔵っ子”の前評判どおり、3月デビュー初戦の豪州グランプリで3位に入賞。その後も前年王者のチームメイト、フェルナンド・アロンソを抑え快進撃を続け、9戦連続表彰台の新人記録をつくった。第6戦カナダGPで初優勝を飾り、続く第7戦米国GP、第11戦ハンガリーGP、第15戦日本GPで優勝。圧倒的な強さを見せ、新人で初の総合王者に王手をかけたが、第16戦中国GPで初のリタイア、最終戦のブラジルGPで7位となり、僅か1ポイント差でキミ・ライコネン(フェラーリ)に敗れた。フル参戦の新人年間4勝はF1記録。2008年は5勝を挙げ、初の総合王者に。23歳での王座獲得は2005年のアロンソの24歳を抜き当時史上最年少だった。2009年は総合5位(2勝)、2010年は4位(3勝)、2011年は5位(3勝)、2012年は4位(4勝)。2013年はメルセデスから参戦して4位(1勝)。2014年は11勝を挙げて6年ぶり2度目の総合優勝に輝き、2015年も10勝で2年連続の総合優勝を飾った。通算43勝は歴代単独3位。F1界のタイガー・ウッズといわれる。名前のルイスは、1984年のロス五輪で活躍した短距離走者カール・ルイスからとったもの。175センチ、66キロ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報