普及版 字通 の解説
21画
[字訓] とらえる・つなぐ・まつわる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(るい)。にかざりまとう意がある。〔説文〕十三上に「綴りて理を得るなり」とあり、獄治のことをいう。〔広雅、釈言〕に「拘なり」とあり、拘囚の意。累・縲(るい)と通用することがある。
[訓義]
1. とらえる、とらえてつなぐ。
2. つなぐ、まつわる、つづる、およぼす。
3. 累と通じ、わざわい。
[古辞書の訓]
〔立〕 ナラブ・カク・トラフ・ツラナル・ナハ・シキリ・モリサカヌ・ツナ・ワザハヒ・ツムラフ・ホソシ
[語系]
・壘(塁)・縲・liuiは同声。ものをうちかさね、つづく意がある。累()liuaiも声義が近い。
[熟語]
瓦▶・▶・梏▶・囚▶・臣▶・垂▶・紲▶・然▶・年▶・犯▶・紛▶・卵▶・▶
[下接語]
解・羇・係・絶・族
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報