ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルガルザゲシ」の意味・わかりやすい解説
ルガルザゲシ
Lugalzaggesi
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…史上最初の社会改革者,立法者。7年の成功した治世の後,隣接都市ウンマの支配者でのちにウルク王となってシュメール,アッカド地方を平定したルガルザゲシに敗れた。王の治世はいわゆる〈改革碑文〉などの王碑文のほか,首都ギルスのバウ(ババ)女神をいただく組織の経営に関して,多数の行政・経済文書を残した。…
…アッカド語およびシュメール語で書かれた少数の現存の王碑文,およびその古バビロニア時代の多数の写し(おもにニップール出土)によって,その治績の概略を知ることができる。サルゴンはキシュの北方に直属のアッカド人を率いて,新都市アガデ(その遺跡は未確定)を造営してその王となり,やがてウルク,ウル,ラガシュ,ウンマなどのシュメール諸都市軍を34度にわたって討ち,その盟主ウルクのルガルザゲシを,彼に従う50人の小王や服属支配者(エンシ)ともども捕らえた。そして地中海沿岸までの支配権を主張していたルガルザゲシに枷(かせ)をはめてニップールのエンリル神殿の門に伴い,以後〈キシュの王〉〈国土(シュメール・アッカド)の王〉を称した。…
…王朝の5支配者に続いて3支配者が多くの政治的碑文を残している。最後のウルカギナ(ウルイニムギナ)はウンマのルガルザゲシに敗北した。ルガルザゲシはウルク王になるとともに他都市をも軍事占領し,ここにシュメール都市国家時代が終わるが,のちルガルザゲシはセム系アッカドのサルゴンに敗れた(前24世紀中葉)。…
※「ルガルザゲシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新