ルテカルピン

化学辞典 第2版 「ルテカルピン」の解説

ルテカルピン
ルテカルピン
rutecarpine

C18H13N3O(287.32).ミカン科の漢薬カワハジカミEvodia rutaecarpaよりエボジアミンとともに得られるアルカロイド.L-トリプトファンアントラニル酸から生合成される.無色結晶.融点259.5~260 ℃.水に不溶,アルコール類,ベンゼンクロロホルムエーテル可溶.注射すると血圧を上昇させる.[CAS 84-26-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む