化学辞典 第2版 「ルテカルピン」の解説
ルテカルピン
ルテカルピン
rutecarpine
C18H13N3O(287.32).ミカン科の漢薬カワハジカミEvodia rutaecarpaよりエボジアミンとともに得られるアルカロイド.L-トリプトファンとアントラニル酸から生合成される.無色の結晶.融点259.5~260 ℃.水に不溶,アルコール類,ベンゼン,クロロホルム,エーテルに可溶.注射すると血圧を上昇させる.[CAS 84-26-4]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報