ルーブル・アブダビ(読み)るーぶる・あぶだび(その他表記)Louvre Abu Dhabi

知恵蔵mini 「ルーブル・アブダビ」の解説

ルーブル・アブダビ

フランス・パリにあるルーブル美術館の海外別館。アラブ首長国連邦の首都アブダビから500メートル沖合に位置するサディヤット島に建設され、2017年11月に開館した。建物の設計を手掛けたのはフランスの建築家ジャン・ヌーベル。施設全体がヤシの木をモチーフにし、幾何学模様で装飾されたドーム型の屋根で覆われ、木漏れ日のように内部へ光が差し込む構造になっている。施設内には23のギャラリーがあり、独自の収蔵品に加えて、ルーブル美術館をはじめとするフランスの著名な13の美術館・博物館から貸し出された収蔵品を展示している。

(2017-11-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android