普及版 字通 の解説
33画
[字訓] りゅう・おかみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(れい)。は請雨の祝告を列して、降雨を祈る儀礼。竜が雨雪をふらせる神とされた。〔説文〕十一下に「なり」とし、声とする。(竜)と両声のある字である。〔神武紀〕「高」の訓注に「於箇美(をかみ)」とあり、〔万葉〕には「於可美」、また諸所の泉に、水神として「意加美(おかみ)の社」というのが祀られている。
[訓義]
1. 竜。
2. かみ、おかみ、雨水の神。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 山の名なり。ヨシ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報