20世紀西洋人名事典 の解説
レオナルド・E. ディクソン
Leonard Eugene Dickson
1874.1.22 - 1954.1.17
米国の数学者。
元・シカゴ大学教授。
インデペンデンス生まれ。
19歳でテキサス大学卒業後、シカゴ大学で学び、1896年同大で初の数学の学位を取得。ドイツ、フランスに留学後、シカゴ大学助教授、副教授を経て、1900年同大学教授となり、’39年まで務めた。研究分野は有限論、無限論、数論、整数論など多岐にわたり、’16年に米国数学会会長を務め、同会よりその著書「多元環とその整数論」によって’28年コール賞を受賞するなど多くの業績を残した。また、ナショナル科学アカデミー会員のほか、多くの外国のアカデミー会員にも選ばれた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報