現代外国人名録2016 「レオメラメド」の解説
レオ メラメド
Leo Melamed
- 職業・肩書
- 金融家 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループ名誉会長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1932年
- 出生地
- ポーランド
- 経歴
- ポーランドのユダヤ人数学教師の家に生まれる。第二次大戦中、8歳の時にナチスに追われ、駐リトアニアの杉原千畝領事代理が発給した“命のビザ”で家族とともに日本に亡命、1941年渡米。のちシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループ会長を務め、’71年CME理事長として国際金融市場(IMM)を開始、世界初の通貨先物取引市場を創設した。その後、米国短期財務省証券先物、ユーロダラー金利先物、株価指数先物などの開発を指揮。“先物取引の父”として知られる。’87年には世界初の電子取引システム、グローベックス(Globex)の導入を提唱し、運営主体の初代会長となる。「先物市場から未来を読む」など金融市場についての著作も多く、伝記に「エスケープ・トゥ・ザ・フューチャーズ」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報