翻訳|visa
外国に入国しようとする者が,あらかじめその国の領事から取得しておくことが必要な証印。査証ともいう。この制度は,第1次大戦中にスパイ防止の目的で発達した。ビザは,入国審査の前提であるにすぎず入国許可ではない。入国許可は,出入国港,空港等において,入国審査官の審査を受けて与えられる。ビザ取得のためには,旅券と査証申請書を提出し,査証料を支払って,旅券の査証欄(または別の紙)に必要事項を記入し領事の署名をもらう必要がある。ビザには,当該国を出国したら無効になるもの,第三国への往復に2回有効なもの,一定期間有効なもの等がある。国家間で査証免除協定が結ばれている場合には,ビザは不要となる。国交のない国のビザ取得のためには,当該国領事館のある外国でその手続をとる必要がある。1972年の日中共同声明により台湾との間に外交関係がなくなったが,財団法人交流協会(日本側)と亜東関係協会(台湾側)が日台間の便宜査証事務を扱っている。
執筆者:西井 正弘
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(浦野広明 立正大学教授・税理士 / 2007年)
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…翌51年にはフランクリン・ナショナル・バンク・オブ・ニューヨークFranklin National Bank of New Yorkが同様な3者間方式のクレジット・カードの発行を開始し,バンク・カードの始まりとなった。現在アメリカで利用されているおもなクレジット・カードは,T&Eカードのダイナース・クラブとアメリカン・エキスプレス(通称,アメックス),バンク・カードのビザVisaとマスター・カードMaster Cardである。 日本では従来〈チケット販売〉など独自のクレジット・システムが存在していたが,クレジット・カード・システムは60年に日本交通公社と富士銀行がアメリカに本社をもつダイナース・クラブ・インターナショナル社と提携して設立した日本ダイナース・クラブによってスタートしたもので,アメリカからの輸入であるといえる。…
※「ビザ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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