20世紀西洋人名事典 「レオンドーデ」の解説
レオン ドーデ
Léon Daudet
1867 - 1942
フランスのジャーナリスト,小説家。
パリ生まれ。
作家A.ドーデの子として生まれる。初め医学を修めたが、ドリュモンに共鳴して「ラ・リーブル・パロール」紙に反ユダヤ主義の論説を発表し、ジャーナリストとして世に出た。ドレフュス事件に際しモーラスの君主制主義を支持し「アクション・フランセーズ」に加盟し、1907年モーラスと共に日刊紙「ラクション・フランセーズ」を創刊、辛辣痛烈な論陣を張った。主著に「幻と生者」(’14年)、「オランダ通信」(’28年)、「バッカス祭の女」(’32年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報