フランス南西部、ドルドーニュ県の小村で、クロマニョン人をはじめとする多くの化石人骨の発見地として知られる。正式には、レゼジー・ド・タヤック・シルイユLes Eyzies-de-Tayac-Sireuilという。人口909(1999)。ベゼール川の河畔に位置し、付近の谷沿いの石灰岩洞窟(どうくつ)から多くの化石人骨が発見された。クロマニョン洞(1868発見)のほか、ル・ムスティエ(1863)、ラ・マドレーヌ(1901)、フォン・ド・ゴーム(1901)、コンバレル(1901)などの洞窟がある。
[青木伸好]