レディング石(読み)レディングせき

最新 地学事典 「レディング石」の解説

レディングせき
レディング石

reddingite

化学組成鉱物直方晶系,空間群Pbna, 格子定数a0.949nm, b1.008, c0.870, 単位格子中4分子含む。八面体,板柱状結晶あるいは繊維状,塊状。無色ないし帯黄~帯ピンク色,まれに赤褐色など。透明ないし半透明で,ガラス~樹脂光沢劈開{001}に不良。硬度3~3.5, 比重3.23。薄片では無色~ピンクないし淡黄色の多色性,屈折率α1.643~1.658, β1.648~1.664, γ1.674~1.685, 鉄の増加によって屈折率が増大。2V(+)41°~65°, 光分散r>v明瞭。Fe2>Mn2フォスフォフェライトと固溶体をつくる。主に,リン酸塩ペグマタイト中にフェアフィールダイトなど二次的に生成されたリン酸塩鉱物に伴って産する。日本では茨城県かすみがうら市雪入のリン酸塩ペグマタイトから見つかっている。名称は,原産地の米国コネチカット州フェアフィールド郡Redding郡区に由来。

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