カメラマン写真用語辞典 「レトロフォーカス」の解説 レトロフォーカス 広角レンズで前群に凹レンズ系を配置して、ちょうど望遠レンズと逆のレンズ構成にしたものを言う。このために「逆望遠」とも呼ばれるが、レトロフォーカスは最初に開発したフランスのアンジェニュー社の商標である。このレトロフォーカスタイプの広角レンズは バックフォーカス (レンズ後面から焦点面までの距離)を長くすることができるため、一眼レフのミラーにぶつからずに装着ができる。現在の一眼レフ用の広角レンズはすべてこのレトロフォーカス設計になっている。レトロフォーカスの特徴としては周辺光量が多いこともあげられる。ただし、歪曲収差 は 対称型レンズ の広角レンズにはやや劣る。 出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報 Sponserd by