対称型レンズ(読み)タイショウガタレンズ

デジタル大辞泉 「対称型レンズ」の意味・読み・例文・類語

たいしょうがた‐レンズ【対称型レンズ】

カメラレンズなどの光学系構成するレンズ群の配置が、前後対称になっているもの。絞りは中央に置かれる。構造が単純で歪曲が小さいため広角レンズに向く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「対称型レンズ」の解説

対称型レンズ

 絞りが中央にあり、その左右のレンズ群が同じような構成になっているレンズのこと。収差、とくに 歪曲収差 が少ないと言われる。広角レンズではビオゴントポゴンなどが対称型レンズの典型で、標準系のレンズではガウス型、オルソメター型などが有名である。望遠系のレンズはその性質上から、対称型でないことが多い。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android