レーニン号(読み)レーニンごう

百科事典マイペディア 「レーニン号」の意味・わかりやすい解説

レーニン号【レーニンごう】

ソ連(現ロシア)の砕氷船。1959年に完成した世界最初の原子力水上船。満載排水量1万9240トン,加圧水型原子炉3基をもち,機関出力は4万4000馬力,速力18ノット。補給なしで18ヵ月間航行可能。北極圏開発に活躍
→関連項目原子力船

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世界大百科事典(旧版)内のレーニン号の言及

【原子力船】より

…アメリカではほかに,原子力コンテナー船や原子力タンカーの建造を目標として,研究開発が行われてきている。一方,ソ連では砕氷船としての原子力船利用に早くから着目し,アメリカに先がけて59年に原子力砕氷船レーニン号を完成させた。その後も一貫してアルクチカ号,シビリ号,ロシア号などの原子力砕氷船を建造してきている。…

※「レーニン号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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