改訂新版 世界大百科事典 「ロアジー」の意味・わかりやすい解説
ロアジー
Alfred Firmin Loisy
生没年:1857-1940
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…カトリックでは1870年以後,第1バチカン公会議にそっての教皇権の強化(〈教皇無謬説〉)と客観主義を重視する新トマス主義に対立して,時代の学問と文化に目をひらくべきことを主張する人びとが現れた。〈モダニズムの父〉と呼ばれるA.F.ロアジーは信仰と理性の関係を問い直し,プロテスタント神学の歴史的・批評学的方法を取り入れた聖書研究を行った。しかしA.vonハルナックが教義史は宗教改革でもって終わると主張したことに対しては,カトリック教会と教義の発展を掲げて対抗した。…
※「ロアジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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