高柳(読み)たかやなぎ

関連語 高柳町史 本編

日本大百科全書(ニッポニカ) 「高柳」の意味・わかりやすい解説

高柳
たかやなぎ

新潟県南西部、刈羽郡(かりわぐん)にあった旧町名(高柳町(まち))。現在は柏崎(かしわざき)市の南部を占める地域。鯖石川(さばいしがわ)の上流に位置し、1955年(昭和30)高柳村石黒(いしぐろ)村を編入、同年中に町制施行。2005年(平成17)柏崎市に編入。旧町域は県下有数の豪雪地帯として知られる。鯖石川沿いに国道252号が通じ、県道松代(まつだい)―高柳線を分岐する。国の名勝に指定されている貞観園(ていかんえん)がある。奥地の黒姫地区は棚田に依存する過疎山村で、出稼ぎが盛んである。1970年代門出(かどいで)に鯖石川ダムが建設され観光開発も進んでいる。

[山崎久雄]

『『高柳町史 本編・史料編』(1985・高柳町)』

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百科事典マイペディア 「高柳」の意味・わかりやすい解説

高柳[町]【たかやなぎ】

新潟県南部,東頸城(ひがしくびき)丘陵にある刈羽(かりわ)郡の旧町。中心集落岡野町は国道252号線が通じ,貞観園(名勝)がある。豪雪の山村で出稼(でかせぎ)が多い。乳牛飼育も行われる。2005年5月刈羽郡西山町と柏崎市へ編入。64.63km2。2354人(2003)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高柳」の意味・わかりやすい解説

高柳
たかやなぎ

新潟県南西部,東頸城丘陵にある柏崎市南部の旧町域。 1955年町制。 2005年柏崎市に編入。豪雪地であるため農業は棚田耕作が主。かつては杜氏出身地として知られた。近世名園といわれる貞観園 (国指定名勝) がある。

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