ロカ=ランシマン協定(読み)ロカ=ランシマンきょうてい(英語表記)Roca-Runciman Agreement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロカ=ランシマン協定」の意味・わかりやすい解説

ロカ=ランシマン協定
ロカ=ランシマンきょうてい
Roca-Runciman Agreement

1933年アルゼンチンの J.ロカ副大統領とイギリスの W.ランシマン商務院総裁との間で結ばれた協定。同協定によりアルゼンチンの食肉はイギリス市場で特恵的な地位を確保し,アルゼンチンはイギリスの工業製品の輸入を増加することが定められた。 1930年代の世界経済ブロック化のなかでアルゼンチンがイギリス圏に属することがこれにより確定した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android