ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロカ=ランシマン協定」の意味・わかりやすい解説
ロカ=ランシマン協定
ロカ=ランシマンきょうてい
Roca-Runciman Agreement
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[20世紀前半~ペロン時代]
農畜産品輸出に依拠したアルゼンチン経済は,1929年恐慌の到来で大きな試練にさらされることになった。世界経済のブロック化が進む中で,輸出市場の狭隘化に見舞われたアルゼンチンは,一方で33年ロカ=ランシマン協定を締結してイギリス市場の確保に努めると同時に,他方では外貨節約のため輸入代替の工業化を推進した。さらに資源ナショナリズムの萌芽として1922年に創設された国営石油公社を中心に,国内資本による石油開発が進められた。…
※「ロカ=ランシマン協定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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