普及版 字通 の解説
5画
[字訓] はさむ・あまり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は力(りよく)。力は耒(すき)の形。その先端は二股に分かれ、指でものをつまむ形に似ている。〔説文〕十二上に「易筮(えきぜい)に、再びして後に卦(くわ)す」と易筮の法を引く。〔玉〕に「そ數の餘、之れをと謂ふ」とみえる。
[訓義]
1. はさむ、指にはさむ。
2. あまり、はした。
3. しばる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 オヨユビノマタ
[語系]
・仂lkは同声。指にして数え、その余り分のものを仂という。もと同じ語である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報